英語中級者と上級者の違いを知る！フレーズ力の重要性
英語を学ぶ上で、特に中級者から上級者へのステップアップを目指すとき、しばしば直面するのが「単語力」と「フレーズ力」の違いです。
この2つの違いはあまり意識されないことが多く、多くの学習者が単語を増やすことに注力します。
しかし、実際にはフレーズ力が求められる場面が多く、円滑なコミュニケーションには欠かせません。
そこでご紹介したいのが、本書『英語フレーズ300』です。
この本は、生の英語データを基に厳選された300のフレーズを収録しており、「日本人が言えそうで言えない」こなれたフレーズを学ぶことができます。
具体的なシチュエーションを想定した例文があり、英英定義や音声も付いているため、実践的に学習が進められます。
今回の記事では、本書の内容や構成、そしてフレーズがなぜ効果的なのかを詳しく掘り下げ、英語学習の向上にどう役立つのかをご紹介します。
本書『英語フレーズ300』の特徴を徹底解説
『英語フレーズ300』は、英語中級者から上級者へのステップアップに特化した教材です。
その特徴は、以下の通りです。
まず、何と言ってもこの本の肝は、そのデータの信頼性です。
1971年創刊の『月刊ENGLISH JOURNAL』から集めた約300万語という膨大な生データをもとに、英語圏でよく使われる表現を厳選しているため、実際の会話で使える内容が充実しています。
また、フレーズはただ列挙されるだけでなく、基本例文と応用例文が用意されているため、フレーズがどのように使われるのかを具体的にイメージしやすいのも嬉しいポイントです。
さらに、音声付きということで、リスニング能力の向上にも寄与することでしょう。
本書の構成を理解しよう
『英語フレーズ300』は、５つの章に分かれて構成されています。
それぞれの章で、特定のテーマに基づいたフレーズを紹介しています。
この構成により、初心者でも安心して取り組める基本フレーズから、仕事など特定のシチュエーションで使えるパワーフレーズまで幅広くカバーされています。
特に「日本語から思いつきにくいフレーズ」は、新たな視点を得る良い機会になるでしょう。
なぜフレーズ力が必要なのか
フレーズ力は、英会話を円滑に進めるために非常に重要です。
中級者の段階では、単語を並べることが主ですが、実際の会話では、フレーズを使うことでより自然なコミュニケーションが可能になります。
例えば、友達と日常の話をする場合、単語を一つ一つ選んで話そうとすると、どうしてもぎこちない会話になりがちです。
その点、フレーズを知っていれば、よりスムーズに会話が進むのです。
また、ビジネスの場面においても、専門的な用語やフレーズを知っていることは、信頼感を築くポイントになります。
さらに、本書で紹介されるフレーズは、英語圏の有識者のインタビューやスピーチから選ばれたものです。
そのため、実際に使われている言葉を学ぶことで、ネイティブスピーカーとの会話にも自信を持って挑むことができるのです。
どのように活用するか
本書を活用する際のポイントは、繰り返し練習することです。
フレーズをただ読むだけではなく、音声を聞きながら口に出すことで、発音やリズムをしっかり身に付けることができます。
また、穴埋めやマッチング問題を通じて、フレーズの使い方を体験的に理解することができるため、学びの定着が図れます。
特に、例えばフレーズの一部を自分の体験に置き換えてみるなどすると、より一層記憶に残りやすくなります。
スマホアプリ「英語学習booco」を利用することで、音声を手軽にダウンロードし、通勤中や隙間時間にリスニングを楽しむこともできます。
このように、継続的に学習に取り組む姿勢が、実力向上につながるでしょう。
まとめ：次のステップへ進もう
英語学習の過程において、中級者から上級者へステップアップするためには、フレーズ力の向上が不可欠です。
本書『英語フレーズ300』は、そのための最適な教材と言えるでしょう。
この本を通じて、実際に使えるフレーズを身につけ、さらなる学びのきっかけを得ることができます。
フレーズを使いこなすことで、日常会話からビジネスシーンまで、自信を持って英語を話せるようになるでしょう。
ぜひ、本書を手に取って、あなたの英語学習を一歩進めていきましょう。
フレーズ力を高め、ネイティブスピーカーとも対等に渡り合える自分を目指して、英語学習に取り組んでください。
